英語初心者が翻訳者を目指す

うつ病をきっかけに英語初心者、医療知識ゼロから医療翻訳者、在宅フリーランスを目指すことにしました。

2018年10月の現状

こんにちは。にんじんです。

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医療翻訳者になる!と決心したのが2018年1月。

あれから9ヶ月が経ちました。

うつ病の再発も伴ってしばらく休んでいたので勉強していたのは実質2、3ヶ月です。

 

私の英語力はどれくらい上がったのか。

 

結論から言うと、

 

たいして上がっていない

 

です。

 

今回は私の失敗談について書いていこうと思います。

 

一番の原因は詰め込みすぎでした。

 

私の場合、学ぶことは大きく分けて3つ。

英語、医療、翻訳技術です。

 

 

 

英語

英語の勉強をしようと思ったらまず思いつくのがTOEICですよね。

しかし翻訳者になるにあたってTOEICは必ずしも必要ではないのです。

翻訳者として履歴書に書ける点数は900点以上。900点を取るにはかなりの技術と時間が必要です。

TOEICの点数、内容は翻訳に直結するわけではないですし、900点を目指すのは私には遠回りに思えました。

翻訳ではTOEIC900点以上の英語力が必要、産業翻訳ではTOEIC700点程度の力があれば始められる、など色々な意見があります。

そこで私はTOEICのためではなく、英単語、文法の勉強を独自でしようと考えました。

 

しかし、そこには落とし穴が。

 

自分で勉強しているだけじゃ英語力がどれだけ上がっているのか分からない!!!

 

考えてみれば当然の話なんですがね。

 

今現在はTOEIC800点を目標にしています。

履歴書には書けないものの、自信を持つためにまずはTOEICの目標点数をとって、そこから翻訳に必要な英語力をあげていこうと考えています。

 

 

医療

医療系の知識として、生物学、薬理学の基礎から始まり、解剖生理学、治験関連文書の理解、製薬業界の規制や制度、薬事法などやることは盛りだくさんです。

 

私がはじめに行ったのはMRテキストを読み込むことでした。

 

MRテキストとは、簡単に言うと薬の営業マンとして活躍されているMRのための研修本です。MRは文系出身の方も活躍しており、MRテキストは生物学などの知識がゼロからでも理解できる作りになっています。

MRテキストは4冊あり、一通り読んだのですが、時間が経つとやはり忘れてしまう。

勉強は何より復習が大事ですね。

今から考えると、英語力もない段階で医療知識を身につけるのは順番が違いました。

時間のかかる英語の力をつけた後で、医療知識をつけ、忘れないうちに医療翻訳に取り組む方が効率的です。

 

また、NEJMのサイトで医療論文を読んで医療用語に慣れるようにしています。

これはこれからも続けていきたいです。

 

nejm.jp

 

翻訳技術

私は手取り早く、DHCの医療翻訳の通信教育を受けることにしました。

 

しかし、英語も分からなければ日本語の医療知識、用語も分からない!!!

 

せめて英語の力をあげてからやるべきだったと後悔しています。

ちんぷんかんぷんのまま進めてなんとか調べながら課題だけ提出しています。

やる気満々の時に申し込みをしてそこからうつ病が再発したので課題をやり込んで提出することも出来ず、ある程度のクオリティで泣く泣く提出している現状です。11月のはじめが通信教育の締め切りなので、課題の提出が間に合うかどうかも微妙な状況です。

 

 

 まとめ

この3つ、英語、医療、翻訳技術の勉強を同時進行で進めていたのですが、順番にやるべきだった!!!

あと、うつ病が治りかけの状況で無理をしてはいけなかった!

 

これからは、英語→医療知識→翻訳技術の順番に勉強していきます。

そして何より無理をしない。うつ病人にとって無理は禁物ですね。

 

そんなこんなでこれからも頑張っていきますので、よろしくお願いします。